【セミナーレポート】即断即決、即実行のトレーニング:業務上の意思決定について


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2016年4月26日(火)にダイヤモンド著者セミナー「即断即決、即実行のトレーニング[業務上の意思決定について]」のセミナーが実施されました。

「何をすべきか迷ってしまう。頭で分かっているのに、行動に移せない…」「どうしてもグズグズしてしまう…」こうした問題を解決するために、「即断即決、即実行」を実現するためのシンプルなトレーニング方法をご紹介しているのが、今年1月に出版した『ゼロ秒思考 [行動編] 即断即決、即実行のためのトレーニング』です。
セミナーでは、本書でご紹介しているトレーニングより、通常のメモ書きのほか、1つのテーマを多面的に考えるアイデアメモ、オプション比較、フレームワーク作成作業などを実践していただき、フィードバックを重点的に行いました。

当日は60名ほどにご参加いただき、各ワークや懇親会での意見交換も大変盛り上がって行われ、非常に熱意あふれる会となりました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

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即断即決、即実行の講演

はじめに、赤羽雄二の自己紹介の後、頭を整理するA4メモ書きの手法、即断即決すべき6つの理由、即断即決を妨げる心理ブロック、そして、全体観を身につけるオプションとフレームワークについてご説明をしました。

即断即決には大きなメリットがあります。 なかには、進学、就職、転職、結婚など、即断即決する前に情報収集した方が良いケースもありますが、そういう場合も、自分の中では、常に仮の答えを即断即決で出しておくことを習慣づけることが大切です。

もやもやをなくし、仕事をスピードアップするメモ書き

まずは、『ゼロ秒思考』シリーズでおなじみの通常のA4メモ書きを実践していただきました。1枚のメモにつき1分という短さなので、次に書くことを考えながら書かないとあっという間に時間がきてしまいます。必ず1分という時間は守ってください。1分で書くのは、頭の中にあるものを素早く言語化し、書き出すことに慣れていただくためです。誰でもできるようになりますし、ゆっくり時間をかけたところで、より良いものが書けるというわけではありません。会場の集中力が高まるなか、1分のタイマーの合図で次々にページをめくっていただき、今回は以下の5つのテーマで書いていただきました。

  • どういう時、仕事にする着手できるのか?
  • どういう時、すぐ着手できず、後回しになるのか?
  • 仕事上の悩みをなくして迷わず取り組むには?
  • チーム全体をスピードアップするにはどうしたらよいか?
  • 右なら右、左なら左と素早く動くチームにするには?

即断即決、即実行による効果を考える

通常のメモ書きに続いて、1つのテーマを4つのタイトルに掘り下げて考えるアイデアメモを実践しました。こちらは1つのテーマを多角的に考えるトレーニングです。

<テーマの例>
即断即決、即実行できず失敗した経験

  1. 即断即決、即実行できなかったのはなぜか?しなかったのか?
  2. 即断即決、即実行のためには、本当はどういう準備が必要だったのか?
  3. 即断即決、即実行すべきと考えていたのか?スピード重視していたのか?
  4. 即断即決、即実行せずに結局どうしたのか?どういう失敗をしたか?

アイデアメモは1枚のメモにつき3分で書いていただき、その後2分で、お隣の方同士でどんな経験だったかを説明しあっていただきました。メモ書き、アイデアメモのワークショップの後には、数名の方に実際にやってみた感想と気づきを発表していただき、フィードバックを行いました。

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お勧めのPILOTのペンとクリップボードでメモ書きを実践していただきました。

オプション比較

「弁護士はAI時代にどう生き残るべきか?」というテーマで、オプションを3つ、評価もつけて、用紙に書いていただき、周りの方と比較していただきました。オプションを考え、評価をするというトレーニングのなかで、「弁護士」と「AI」という、あまり身近でない方も多い2つの分野を並べることで、距離感のあるものについて考えていただきました。

フレームワークで課題、状況を整理する

最後の作業では、「業務のAI(人工知能)への置き換え」をテーマに、フレームワークを実践していただき、周りの方と意見交換をしていただきました。AIの技術が進むことで、あと10~20年で消えるといわれている職業は少なくありません。それをふまえ、皆さんご自身の業務のなかで、必ずしも人の手で行う必要のない、AIへの置き換えが可能なものについて考えていただきました。

懇親会

講演の後は、懇親会を行いました。ご参加いただいた方同士で名刺交換など、活発に交流していただき、こちらもにぎやかな会となりました。

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懇親会の様子。軽食とお飲み物をご用意して、多くの方と会話を交えていただきました。

 

参加者の方の声

参加なさった方々からのご感想をご紹介します。当日にすぐ感想をお送りいただいた方もいらっしゃいました。

  • 2時間半の中に、お話、ワーク、交流、名刺交換と盛りだくさんで、とても有意義な時間を過ごせました。「やらないのはもったいない」という言葉が響きました。わたしも仕事をしている中で常々「これをやらないなんてもったいない」と思っているので、まずはわたしから実践、というのを習慣化するまで意識して実行していきます。距離感のあるものを考える、というのは目からウロコで楽しかったです。
  • 貴重なご講演ありがとうございました。
    この手法は、本を読んでみて新鮮で、なるほど効果があるのも想像できると思っておりましたが、実際にワークショップでやってみることで、実感したことあります。もし参加していなかったら、実践する気にならなかっただろう、もしくは、やってみてもすぐ挫折してしまっただろうな、ということです。こうやって先生から直々に、きっちり1分、3分と時間を区切られ、必ず守るように言われるまでは、「本当は少しくらいオーバーしてもいいだろう」「5分かけてしっかり書いてやるだけでも効果があるのではないだろうか?」などと、思っていました。今晩からさっそくメモ書きをスタートしようと思います。習慣化します。言語化能力という、まさに今の私にとって最優先課題解決の道を示していただき、ありがとうございました。
  • 本日のセミナーに参加して、仕事、プライベート共に考えているつもりになっているだけで、実は思考が停止している時間が多いことに気づきました。メモ書きを始めると書きながら次に書く事が浮かんできたので、直ぐに出せていないだけで、頭の中には自分なりの答えがあることを感じました。また、今までは仕事などで必要になってから情報収集や勉強を始めることが多く、自分の行動が受身になっていた事にも気づかされました。今まで一人でやっていて、挫折と再開を繰り返していたので、ゼロ秒思考を勧めてくれた友人と定期的にメモ書きをやる機会を作ろうと思います。本日はありがとうございました。

ブログのご紹介

今回のセミナーにご参加いただき、セミナーの内容・感想などを紹介してくださっているブログ記事をご紹介します。





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プロフィール
赤羽雄二" (あかば ゆうじ) "
コマツにて建設機械の開発6年、スタンフォード大留学を経て、マッキンゼーにて14年間、経営戦略立案・実行支援、新組織設計・導入、新事業立ち上げなど多数。 シリコンバレーのVCをへて、2002年1月創業のブレークスルーパートナーズにて、日本発の世界的ベンチャーを育成すべく、ベンチャー支援に取り組む。