『ゼロ秒思考』シリーズや『アクションリーディング』などの書籍では、自己成長につながる実用的なメソッドが紹介されています。これらは、ビジネスだけでなく教育現場や家庭でも活用でき、立場や世代を問わず全ての人が実践できるものです。
今回ご紹介するのは、小学生の実践事例です。赤羽の著書に書かれていることを徹底的に実行し、小学2年生のお子さんと共に読書感想文に挑戦した方が、その模様をブログにまとめてくださっています。子育て中のお父さんお母さんはもちろん、本に書かれている内容を具体的にどうやって行動に移せば良いか迷っている方、周りの人に教えて一緒に取り組んでみたい方にも参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
- 成長記録 岡大徳
赤羽雄二氏提唱のメソッドを徹底的に実行して、子どもと読書感想文を書いた
読書感想文に赤羽のメソッドを使った理由
夏休みに入ったお子さんが、自ら宿題の読書感想文にとても意欲を見せてくれたため、どのように書き方を教えれば良いのか考えた結果、ご自身が既に読んで実践している赤羽の著書を参考にしようと決めたそうです。
子どもは本当に正直です。疑問がわいたらすぐに聞いてくるし、疲れたら途中でもやめてしまう。
やる気がないときは全くなにもしない。納得しないとまったく動かないときもあります。
でも、納得して面白いと思ったときや気分がのっているときは、勉強でも運動でもなんでも遊んでいるように楽しく続けます。
どうしたら、楽しく読書感想文を書くことができるか?
誰かに説明をするとき、自分が経験したことや、実績を出した方法を伝えると、具体的で伝わりやすく、説得力があります。
そのため、一緒に読書感想文を書くために、自分が実践している赤羽雄二氏提唱のメソッドを実行しました。
(「成長記録」ブログ記事より)
読書感想文を書いた流れ
具体的には、「チャレンジシート」「アクティブリスニング」「ポジティブフィードバック」、そして「A4メモ書き」の4つのメソッドを実行し、次のような流れで読書感想文に取り組んだそうです。(それぞれのメソッドについて詳しく知りたい方は、関連書籍をご参照ください。)
- —1日目—
- 本を読む
- 質問項目と構成を考える
『アクションリーディング』で紹介されている「チャレンジシート」を参考に、読書感想文の構成、項目を考えました。お子さんと「読書感想文では何が一番大切か」を一緒に考えた結果、「本を読んで自分が考えたことやこれからどうするかを、わかりやすく伝えること」となりました。伝わりやすい読書感想文を書くために、大まかな構成と質問項目を設定し、本を読んでからそれらの質問に答えていくと感想文ができあがるようにしました。 - 本の周辺情報をYou Tubeで見る
- もう一度本を読む
- 質問項目ごとに話を聞きながら、メモをする
関連動画で知識を深めてもう一度本を読んだ後、2で考えた質問に沿ってお子さんと更に話をしました。この時に、「アクティブリスニング」(興味を持って話を聞く)、「ポジティブフィードバック」(新しいアイデアがでたときには、とにかく褒める)を取り入れました。すると、お子さんは嬉しくなってどんどん話をしてくれる、親御さんも嬉しくなってどんどん話を聞くという好循環が生まれたそうです。(話が膨れ上がりすぎるので、ポイントとなる言葉を聞きながら、メモを取っておくことが大事だそうです。) - 質問項目ごとにA4用紙を準備し、答えを書く
- もう一度本を読む
- 「A4メモ書き」で思ったこととこれからどうするかを書き出す
質問項目の中で、話が膨れ上がってまとまらなかったことも、「A4メモ書き」によって整理されました。お子さんは「えー、1分以内?!」と言いながらも、スタートすると楽しく書いていたそうです。書かれたメモ書きはまとまった内容になっており、また一番最初に書かれていることが、一番重要な考えでした。 - 再度構成を考える
- A4用紙を順番に並べる
6で書いた質問項目ごとのA4用紙を順番に並べると、読書感想文の全体像ができあがります。 - 口に出して読む
- —翌日以降—
- 口に出して読む
- わかりづらい表現を少し手直しする
読み上げた後で「わかりにくいところはない?」とお子さんに確認する作業は、2日目以降が適切です。話を聞いて褒めた後すぐに問題を指摘すると、お子さんが不機嫌になってしまうそうです。「問題指摘や改善内容は後で伝える」というポジティブフィードバックの原則が当てはまります。 - 構成を確認し、必要であればA4用紙の順番を並びかえる
- 文字数を確認する
- 原稿用紙に書く
赤羽メソッドで読書感想文が完成
興味を持って話を聞いたり褒めたりしながら取り組むことで、お子さんと一緒に2日間かけ、苦労しながらも楽しく読書感想文を書くことができたそうです。
読書感想文を書くこと一つをとっても、工夫のアイデアの根底は、赤羽さんの影響がとても大きいことがわかります。
A4メモを並びかえるテクニックは『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』の「第4章 メモを使いつくす」にも書かれています。
そのほかの内容も、この記事ではまとめきれないほどあります。
しかし、読書感想文をとおして、新たな問題がでてきたとき、いろんな本と知識と経験とやる気の掛け算で、新しい価値や解決策を生み出し、戦略的突破ができることが分かりました。
(「成長記録」ブログ記事より)
各書籍で紹介されている4つのメソッドを組み合わせて使いこなし、お子さんの気持ちを引き出しながら読書感想文を完成に導いた模様は、多くの方にとって大変参考になるのではないでしょうか。もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらのブログ記事をご覧ください。
≫赤羽雄二氏提唱のメソッドを徹底的に実行して、子どもと読書感想文を書いた
関連書籍
行動につながる本の読み方とは?行動に移すための「チャレンジシート」のダウンロードができます。
『変化できる人』
人は誰でも、何歳でもなりたい自分になれます。「アクティブリスニング」と「ポジティブフィードバック」は、人との接し方を改善して自分も変われるメソッドです。
『ゼロ秒思考』
究極の思考力を手に入れる、世界一シンプルな方法「A4メモ書き」について解説しています。
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