Blog
ブログ記事

【第8回】社会の変化に対応できる「思考力」を身につけるには?ー『3年後に結果を出すための 最速成長』より

【第8回】社会の変化に対応できる「思考力」を身につけるには?ー『3年後に結果を出すための 最速成長』より

この連載では『3年後に結果を出すための 最速成長』の内容をベースに、いま急速に発展しているテクノロジーや、時代の変化にあわせて身につけておきたい能力について、とくに重要なものをポイント立ててご紹介します。第8回のテーマは「思考力」です。

「思考力」…自分の頭で考える楽しさを早く知る

AI、ロボット、自動運転、ドローン、IoT、ウェアラブルなどの発展がどのくらいのスピードでどちらの方向に進むのかは、誰にもわかりません。わかりませんが、だいたいの方向は見えています。全力で走りながら、適宜、方向を確認していけば十分ですし、どんなに優れた人でもそれ以外の方法はありません。

何をヒントに考えていけばいいかは第1~5回に詳しく述べました。そこで出てきたキーワードと着眼点が参考になります。ただ、その際、どうやって方向やスピードを確認するのか、新情報に対してどう考え、どう方向修正するのか、自分の方針をどう決めるべきかは「思考力」が必要です。ここでは、その「思考力」の高め方を説明したいと思います。

「思考力」、すなわち「考える力」ですが、これは、人によって大きな差があります。100メートル走であれば、世界記録は9秒台であり、普通の人でも12~16秒程度で走れますから倍も違いません。

ところが私が感じるところでは、思考力は多分数十倍以上の差があります。同じことを 考えるのにも、瞬時にできる人もいれば、数時間~数日迷いながらやっとできる人もいま す。迷いに迷って結局できない人も少なくありません。同じ企画書を見ても、その企画が作られた背景、理由、条件などを想像し可能性まで考 えることができる人と、そこに書いてあること以外、ほとんど何も考えられない人とに分かれます。

思考力は、一度身につけると一生役立ちます。生い立ち、読んだ本の種類や数、刺激してくれた上司、先輩、先生の有無、これまでの苦難の数と内容などによって思考力は大きく変わりますが、「思考力を強化する習慣」を身につけることで、誰でも強化することができます。

ここでは、将来を真剣に考えるため、もっとも効果的に思考力が身につくポイントを説明したいと思います。「今からでも間に合う」思考力強化の5つのポイントです。

1. 関心を持ったことは、すぐにインターネットで調べる。
AIが普及すると何がどうなるのか、どこから変わっていくのか、自動運転はいつ頃どう普及するのか、また、米国は今後どうなっていくのか、など、少しでも関心を持 ったら、すぐにインターネットで調べましょう。 自分の頭だけでぼ~っと考えても何も生まれません。インターネットで調べる習慣を身につけるだけで視野が大きく広がります。

2. 自分の考えをさっとA4メモに書く。
自分ならどうするか、自分ならどう考えるかについて、いつでもさっとA4メモに書きます。「思考力の強化」というクリアフォルダを作るとより良いでしょう。 何度も言いますが、A4メモ書きで1分という時間制限の中でさっと4~6行、各20~30字書くというやり方が何より思考力を高め、瞬発力もつきます。頭が常に冴えてくるので、コミュニケーション力も大いにつきます。書かずに妄想を巡らすだけではほとんど進まず、人に話すだけでも不十分です。素早く書くことが頭を鍛えます。

3. 気の合う仲間と意見交換する。
先輩、同僚、友人などで自分より思考力が優れていると思う人を入れて3、4名で定期的に会い、いろいろ意見交換をすると効果的です。師に教えを請うという大それたものではなく、気の合う仲間、という感じで大丈夫です。

月に1回、その仲間で会い、今何が起きているか、将来はどうなっていくか、技術や社会、国際関係がどうなっていくか、あえて議論します。そのたびに、自分にはなかった発想、考え方、考えの深め方などでの発見があるので、その場でA4メモに書き 溜めていきます。

4. 3人一組でロールプレイングをする。
皆の関心があるテーマに関しては、3人一組でロールプレイングをして交互に自分の考えを述べたり、質問を受けたりすると思考力が高まります。

どういう役割をやるかは内容次第ですが、例えば、「こわい上司」「企画書のドラフトを上司に説明する自分」「オブザーバー」や、「ぜひ獲得したい重要顧客」「営業経験があまりない自分」「オブザーバー」などてす。ミーティングの目的を明確にし、数分でロールプレイングをし、その後数分でフィードバックすると新しい視点を得られます。オブザーバーは、両者のやり取りを観察し、フィードバックすることで効果的なインプットを提供できます。

ロールプレイングを一度やるだけで、考えの浅かったところ、自分と視点が違っているところなどが即座にわかります。自分には縁がなく、とてもできないと思ったとしても、やってみると大いに発見があります。

5. 関心のあるテーマに関しては、できるだけ本を読んで、引き出しを増やしていく。
「思考力」は純粋に思考だけでできているのではなく、かなりの程度は、「あそこでこんなことがあった」「ここでこんな考えがあった」など、先人の経験の上に成り立っています。 本の読み方に関しては、「受け身の読書」「逃げの読書」ではなく、関心を持ったら本を読み、行動につなげていくとよいでしょう。

また、本は書店で買うことがこれまでは普通でしたが、欲しい本がすぐに見つかるわけではありません。私は、関心を持ったらすぐにアマゾンで注文するようになり、大変重宝しています。関心を持って翌日、あるいは遅くても数日後にその本が読めるようになり、思考力がさらに刺激されやすくなりました。

A4メモのタイトル例

  • 自分は、どういうことを考えるのが楽しいか?
  • 楽しそうにいつも考えている人は誰か? どうしてか?
  • その人となるべく時間を使うには、どうすればよいか?
  • 自分は、どういうことを考えるのが、苦手なのか?
  • 関心の幅を広げておくには?

※A4メモ書きは、『ゼロ秒思考』でご紹介しているシンプルな思考整理トレーニング方法です。

3年後に結果を出すための最速成長』好評発売中!

▼本書の内容を全16回にわたってご紹介します。
第1回「AI(人工知能)の発展によるメリット・デメリットは?
第2回「ロボットの進化によるメリット・デメリットは?
第3回「自動運転の普及によるメリット・デメリットは?
第4回「ドローンの進化によるメリット・デメリットは?
第5回「IoTの発展によるメリット・デメリットは?
第6回「人生設計力を身につけるには?
第7回「成長力を身につけるには?
第8回「思考力を身につけるには?
第9回「スピードを身につけるには?
第10回「グローバル行動力を身につけるには?
第11回「リーダーシップを身につけるには?
第12回「経営改革推進力を身につけるには?
第13回「転職力を身につけるには?
第14回「起業力を身につけるには?
第15回「自己肯定感を高めるには?
第16回「今後に向けた目標・成長へのスタンス
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆まぐまぐ!メルマガ「赤羽雄二の『成長を加速する人生相談』」を始めました。
メルマガ購読はこちら
https://www.mag2.com/m/0001694638
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆『ゼロ秒思考』赤羽雄二のオンラインサロンを始めました。
ご入会はこちら
https://community.camp-fire.jp/projects/view/318299
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆赤羽雄二のLINE公式アカウントを始めました。
アカウントの追加はこちら
https://line.me/R/ti/p/@gtr8764i
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆メールアドレス(ご感想、ご質問など、お気軽にお寄せください)
info@b-t-partners.com